01企業価値評価セミナー

2007年5月 6日 (日)

企業価値評価セミナー1 - 板倉さんとの出会い

現在、パートナーとしてお手伝いさせていただいてる「板倉雄一郎事務所」のメインコンテンツである、「企業価値評価セミナー」について、4回に分けて、その概要と卓越した素晴らしさを、皆様に紹介したいと思います。

元々僕が事務所のパートナーになる前、まだ一受講生たった頃に、当時の板倉さんやパートナーの皆さんに向けて書いた「感謝文」をベースにしています。

まず第1回目は、板倉さんとの出会いからです。

(この記事を含むこの後4つの記事は、以前書いた古い文章をベースとしていますので、当ブログの文章と、語尾の言い回しなど、統一性がない点をご了承ください。)

元々板倉雄一郎さんを知ったのは1996 年頃、まだ14.4K 程度のモデムでインターネットに繋いでいた頃だった。当時いつも見ていたNTT のホームページに、インターネット関連の最新ニュースがリンクされており、当時は「どこどこの会社がホームページを立ち上げました」なんていうのも日々のニュースになっていた。

そんなある日、ハイパーネットのビジネスモテルが紹介されているニュース記事に辿り着き、ものすごい衝撃を受けたのを覚えている。何かそういうビジネスをやりたいと漠然と考えていたので、これは天才的なアイデアだという感じを受けた。

その後ハイパーネットは倒産し、その一部始終を記した「社長失格」が出版される訳だが、本屋で見つけるなり即それを買い、一気に読んだ。読み終わって、やはり自分も同じようなことをやりたい、経験してみたいとさらに強く思うようになり、結果的にそのミニチュア版のようなものをやることになった。

1999 年~2000 年にかけてのIT ベンチャーバブルに乗って、順調に器を整え、上場実務経験者や公認会計士、その事業分野のプロといった頭のいい一流スタッフを揃え、上場事業会社やベンチャーキャピタルから資金を調達し・・・と体裁だけは整ったのだが、フタを開けてみれば事業の方はさっぱり。事業の失敗まで板倉さんに追随するつもりはなかったのだが、結局その会社も活動を停止し、規模を縮小することになった。

その間に起業家の大先輩としての板倉さんのところに、何度か押しかけていって、色々と相談させてもらったりしたのが最初にお会いしたきっかけだった。

事業失敗の後、何もせずに「ぼーっと考える時間」を設けた。株式投資でもしながら、のんびりと暮らしていければいいなぁと漫然と考えながら、日々金融関係、投資関係、マーケット関係の本を読み漁り始めていた。サラリーマンをやってる人より十分な時間があったので、それなりに勉強の成果も出て、アービトラージを中心とした手法で十分な生計+資産増加ができるような状況にはなった。

その状況にある程度満足はしていたが、日々もっといい投資手法はないかと貪欲に勉強はしていたし、自分の知らない新たな手法を求めていた。
(続く)

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企業価値評価セミナー2 - 受講のきっかけ

(続き)
ちょうどその頃「朝まで生TV」に出ている板倉さんを見かけて、また衝撃を受けることになった。TV でも相変わらず切れのある、頭脳回転数の早い発言をされているなと思ったが、それ以上に衝撃を受けたのは、TV で何度も紹介されていた「ブログ」だった。

「朝生」を見た翌日から、ブログを読み始めたが、その内容の鋭さと深さに驚き、大きな衝撃を受けるとともに、これまた一気に読みつくした。タイミング的にも「これこそ自分が求めていた『本質的投資』の世界だ!」と思った。

きっかけ部分が長くなったが、そういういきさつで2005 年6 月に第6 期のセミナーに参加した。セミナー費用(当時21万円、現在は25万円)に関しては、最初から高いなんて感覚はまるでなく、得られる知識の価値からすると、些細なものだと受講前から思っていたし、現在では更にその思いは強くなるばかりである。

例えばマッキンゼーの「企業価値評価(マッキンゼー・アンド・カンパニー)」を独力で勉強するより、さらにお金と時間をかけて「ビジネススクール」に通うより、最も低コストかつ短時間で、「金融」、「経済」、「株式投資」、「資本主義」の本質を学び、理解することができる貴重な機会だと思う。

恥ずかしいことに、自分はベンチャー立上げを経験した割には、会計・財務系には弱く、最初は理解するのに必死だった。しかしその後再受講を3回ほど受けたことにより、その度に理解の度合いは深まっていった。

この再受講を含むサポートシステムがあるため、特別頭のイイ人でなくても、また会計の知識があまりなくてもきちんと理解できる、非常によく練られた素晴らしいカリキュラムであると思う。自分がこのセミナーを受講した主な効果として、次回から3つ列挙する。
(続く)

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企業価値評価セミナー4 - 結局のところ

(続き)
要するに結論として、このセミナーから得られた知識により、大袈裟な言い方をすれば

「この先の人生における経済的自由が見えた」

ということである。

つまり会社や上司、お金や時間に一生縛られることなく、自由に気の向くまま生きていけるという自信がつき、なおかつそれは他人のお金を (合法・違法にかかわらず)奪うものでなく、ささやかでも社会に対する価値提供を行いながらそうした人生を送れるというものである。
(このブログのテーマにもなってますが・・・)


そういう訳で、より多くの「志の高い方」に、このセミナーをお奨めしたいと心から思う。このセミナーの価格と価値について、個人的な考えとしては比較の対象ですらないと思う。

まあ「経済的自由」が見えるぐらいなので、それだけ桁外れに価値の方が勝っていることは明白である。

最後にこのセミナーをお奨めできない人について書きたい。板倉さんのブログに「株式投資の心得DVD 予約開始!」のお知らせがある。 ここで書かれている「このDVD を絶対に観て欲しくない」に該当する人は、同様にセミナーにも参加する意義はないと思われるので、そういった方にはお奨めできない。

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企業価値評価セミナー3 - その凄まじい効果

(続き)
企業価値評価セミナーを受講して、自分が得た「効果」

1.チンプンカンプンだった「バフェットからの手紙」が理解できるようになった。

すなわち世界一の投資家の理念と哲学を理解し、自分でも実践できる可能性が開けた。元々バフェットには興味はあった。しかし「いい会社の株を買ったら利確せず保有し続ける」、「分散投資ではなく、いい会社に集中投資する」といったバフェットのやり方が、不可解かつ駄目っぽく見えていた。

セミナーを受講してその意味するところが理解できた。上記に限らず、「手紙」に書かれているもっと深い、細かい内容も十分理解できるようになった。要するにこれまでは、会社、株式の本来の価値を把握することは不可能だと諦めていたのが、そうではなく把握可能だということが判った。

そしてバフェット流の投資スタイルは、株式市場ではなく、資本主義の原理・原則(人の手による価値創造)に根ざしているものだということが理解できた。

2.世の中のインチキが見抜けるようになった。

株式市場、証券会社、上場会社、経営者、経済学者、T V・新聞。これまでもある程度はこれらの中にインチキが存在するとこは薄々理解していたつもりではあるが、彼らのインチキを具体的かつ理論的に見抜けるようになった。
解っていてインチキをする人は論外だが、無知が原因で結果的にインチキをしてしまっている人が、この世には数多く存在することに驚いた。

世の中はうんざりするぐらいインチキで成り立っておりその事実に愕然とするが、逆にインチキを見破り、本質を理解できる人間にとっては、インチキを避けて富を築くことはそう難しくないことだと思える。

3.素晴らしいコミュニティに参加できる。

事務所のスタッフは板倉さんはじめ、多くの方が「本物」である。
(注釈:この文章を書いた当時、自分はスタッフではなかったので、自分の事を書いてる訳ではないです)
皆さんそれぞれ非常に深く考え、非常に深く学び、非常に深く実践経験を積んでおられる。

自分はこれまでの仕事において、一般的に「エリート」と呼ばれる人たちと数多く仕事をしてきた。しかしその中でも本物と言える人にはあまり出会ったことがない。学歴や肩書きがあっても、あまり優秀でない人も結構いる。しかし、ここのメンバーは本当にレベルが高く、いわゆる「切れる」人が多い。

トップが本物だからこそ、同様のメンバーが集まってくるのだろう。単にセミナーに参加しただけの一凡人である自分が、そういう人たちと気軽に話や相談ができ、気軽に飲んで大騒ぎができるのはすごく貴重なことだと思うし、刺激にもなる。

さらにそのセミナーを受講しに集まってくる人たちも、多くは志が高く、魅力的な人たちばかりだ。そういう人たちと出会い、交流できるのも、セミナーに参加する上での大きな価値となっている。
(続く)

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