03価値創造投資

2007年11月29日 (木)

相場でもビジネスでも投資手法でも、何でもそうですが、波というのがあると思います。

例えば投資手法についてですが、以前から結構うまく機能していた手法が2つぐらいあるのですが、現在はどちらも今一の状態です。
元々、それらの手法で未来永劫利益を出せる訳ではないと分かっていたので、当然それ以外の方法や手法についても、研究したり学んだりしています。

もちろんその一つは、企業価値をきちんと算定することによって、「投資対象企業を運営している人に手による価値創造」の恩恵に預かる「価値創造投資(バリュー投資)」なのですが、この投資方法は長期スパンが基本なので、短期間でそう簡単には結果が出ません。

そこで、投資先がじっくり時間をかけて価値を創造してくれている間に、常にまた別の手法も研究しようと考えています。
その対象となるアイデアは山ほどあって、有望そうなものから、調査・検証を行っているのですが、多分そのうちの多くは使えないものだと思います。

しかし多くを試すうちに、必ず上手くいく方法は出てくるはずですし、どれだけ有望な多くの可能性を試すかによって、その結果も違ってくると思うのです。

これは何も投資手法に限らず、ビジネスにおいても全く同じで、現状に安住するのではなく、常に危機感をもって次の手を考え、適切な手を打ち続ける企業だけが、生き残るのだと思います。

タイトルに「波」と書いたのは、別にそれを当てにする訳ではないですが、最初に書いた2つの手法にも波があって、歴史的にみて上手くいく時期と、そうでない時期を繰り返しています。

つまり有効な手法を開発し続ければ、それらの多くの手法があたかも「事業ポートフォリオ」のように機能するだろうということです。
ですから波の周期を感じとり、現在位置する場所を意識することによって、適切な行動をとっていればよいと思うのです。

PS)
試行錯誤にまつわる語録をググってみると、偉大なる人たちの名言が沢山出てきました。

失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい。
(松下 幸之助)

チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。
(本田 宗一郎)

私達のやるべき事は成功ではない。失敗にも負けずに突き進むことである。
(スチーブンソン)

私は実験において 失敗など一度たりともしていない。これでは電球は光らないという発見をいままでに、2万回してきたのだ。
(トーマス・A・エジソン)

何かを学ぶためには、自分で体験する以外に、いい方法はない。
(アルベルト・アインシュタイン)

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2007年7月 3日 (火)

増資について ~ セミナーから得られるもの

実は昨日の問題について、「将来フリーキャッシュフロー」を分ける分母が減り、一株あたりの分け前が増えるので、その部分では一株あたりの「価値」が増加するという考え方は、ある種、形を変えた「ダブルカウント」なわけです。

単一の事象についてよく理解できていても、それが複数同時に合わさって出てきた場合、誤解してしまう可能性があるので、やはり具体例を挙るなどして、完全に理解することが大切ですよね。


今回のセミナーリニューアルの目玉の一つは、昨日話題にした「自社株買い」をはじめ、企業の様々な財務オペレーションが、企業価値などに具体的に「どのようなインパクトを与えるか」をわかり易い「図」や「具体例」を使って説明するものです。

例えば、自社株買いでも「フェアバリュー」、「株価割高」、「株価割安」のケースがありますし、自社株買いの他にも、有利子負債の増減、配当、増資、株式分割、MSCBなどについても、想定される各ケース毎に解説しています。


それらを学ぶと、マーケットに参加している人の多くは、全く感情的で、何も考えずに参加している、という事実に気づくことができると思います。これは何も素人の個人投資家に限った話ではなく、プロと呼ばれる投資家や、上場企業の経営者も含めて、殆どがそうだといえます。

それらセミナーで学ぶ、企業の財務オペレーションのうち、僕が投資家として特に面白いなと思ったのは、「増資」です。


一般的には「増資」は、マーケットでは毛嫌いされていて、「増資=希薄化」という短絡的思考によって、ほぼ必ず売られて株価が下がります。

Photo_4

しかし増資は昨日解説した自社株買いの、いわば反対のようなものだと理解していれば、そこに大きな投資チャンスがあることがわかります。


もう少し具体的には・・・・もうわかる人はわかると思うのですが。
板倉雄一郎事務所の、パートナーエッセーでいずれ書こうかな。
これぐらいの知識が習得できる人なら、一生投資で食えると思うんですけど。

PS)
う~ん・・・やっぱセミナー費用安すぎませんか(笑)、板倉さん?

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2007年6月 3日 (日)

新日鉄が神経戦

今日、髪を切りに行った店で、ある新聞記事が目に留まりました。
見出しは、「新日鉄とミッタル、技術供与で神経戦」 です。

記事によると、新日鉄の高度な最新技術が欲しいアルセロール・ミッタルと、そう簡単に技術を渡したくない上、ミッタルからの買収を恐れる新日鉄が、その複雑に絡んだ周辺関係の中で、交渉し、神経戦になっているというものです。

ミッタルは、ご存知の通りインド出身の事業家が、買収を繰り返して会社を大きくし、世界一の規模の鉄鋼会社となったものであり、大前研一氏なども手放しで絶賛している会社です。

当初は、どうしようもない「ボロ製鉄所」や「ボロ鉄鋼会社」を、安値で買い、それを丁寧に改善して生産性を上げるという手法で、どんどん大きくなったようです。

その結果、粗鋼生産量として世界一にはなったものの、大きくなった経緯からして、低品質・低単価の鉄が主力で、「高級鉄」を扱う日本の鉄鋼会社とは、対照的な存在です。

そこで、その弱点を克服するために、2006年にアルセロールにTOBを仕掛け、失敗していますが、その後アルセロール側に、条件面で妥協して合意を得、合併して「アルセロール・ミッタル」となりました。

しかし上記の妥協により、合併会社の持ち株比率はミッタル側が49%と過半数を割り、CEOや取締役会議長の座も、アルセロール側に譲ったのだそうです。

アルセロール・ミッタルの会社としての詳細を精査した訳ではありませんが、一般的に「デカイの」と「デカイの」をくっつけただけで、簡単に上手く行くとは考えにくいと思います。

企業風土や文化も違うでしょうし、主導権争いの「内紛」などの火種も考えられますし、経営を効率的なものに融合するには、相当な「時間」、「コスト」、「手間」、「努力」などが必要ではないでしょうか。

そんな中、イキナリ新日鉄に触手を伸ばして、もし買収できたとしても、更に混乱に輪をかけるだけのように思いますが、もし仮に「時価総額」にモノを言わせて、買収に成功して、その結果、「日本の技術力」が、流出してしまうような事があれば、それは日本人の心情として、快いものではありませんよね(そうはならないと思いますが)。

実際は、もし買収を仕掛けて来るにしても、その具体的条件などがわからないと、良いとも悪いとも判断しようが有りませんが、少なくとも気になる案件ではありますので、今後をWatchするとともに、アルセロール・ミッタル社の詳しい経営状況についても、機会があれば調べてみたいと思っています。

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2007年5月25日 (金)

「投資」を実感する

うちの家の窓から見える「景色」の中に、ある古ぼけたブティックのビルがありました。

1階は、見るからに流行っていなさそうな店で、2階~3階は事務所、屋上に違法建築のようなプレハブの住居のようなものがありました。

そして屋上のプレハブの周囲には、要らなくなった古い陳列棚や、ハンガーなどが積み上げられ、見るからに薄汚く、また(強風などで飛ばされると)危険な感じがしていました。

数ヶ月前、その店が退去したようで、その後工事中の青いネットが、全面に張られ、大きく「事業用物件」と書かれた看板が登場しました。
数ヶ月間、職人と見られる人たちや、そのトラックなどの出入りが激しくあり、見るからに「ああ、工事をしてるんだな」という感じがしていました。

そして、最近になって、工事が大体終わったらしく、青いシートが外された姿を見て、とても驚きました。

白を基調とした、ガラス張りの「非常に美しいビル」に生まれ変わっていたのです。以前の姿からは、想像もできない美しさです。

そこで感じたのが、この見違える変化は、職人たちはじめ関係者が、朝早くから夜遅くまで、せっせと働き、「価値を創造した結果」なのだと。

そういう目で見ると、世の中には「人の手による価値の創造」が至るところに、ごく身近に見られます。

窓の外に見える美しいビルや町並み。
便利に使っているPCやソフト。
何気なく乗っている自家用車や電車。

・・・・・・・・・・・
(挙げればキリがないです)

また、忙しく往来する人や車、どこから来たのか、大量に電車に乗り込むビジネスマンたちも、「価値を創造する営み」のために、移動しているのです。

そういう「人の営み」に対して、資金を投じるのが「投資」であり、それを実感すると、「投資」とは素晴らしいものだと、改めて感じることができます。

マーケットが付けた「価格の変化」を、常時追いながら「半丁博打」をすることは、決して投資ではありません。

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2007年5月17日 (木)

米ドル以外で米国の株を買う方法

先日書いたブログ記事で、

「僕はバークシャー株を、ある方法により、実質米ドルではない別の通貨で買っています」

と紹介しました。

ある方から、これは具体的にどうすればできるのか、質問を受けたので、それについて書きます。

これは、外国為替証拠金取引(FX)をヘッジツールとして使います。

例えば600万円分(為替が1ドル120円として5万米ドル)分の、米国株式を買いたいとします(この金額ではバークシャーのA株は残念ながら買えませんね(笑))

1.600万円を5万ドルにドル転し、そのドルで目的の株式を買う

まあこれは当然ですよね。どこで買えるかというのは、基本的にはご自分で調べてくださいね。
国内のネット証券などで、買える米銘柄もありますし、僕の場合、使っているネット証券が目的の銘柄を取り扱ってなかったので、米国のE*TRADEに口座を開設し、そこで買いました。

そういった、海外での口座や取引に関しては、「海外投資を楽しむ会」のサイトに詳しく出ていますし、そこが発行している「海外投資実践マニュアル」などに、詳しく書かれています。

しかし、証券会社の画面オペレーションなどが、頻繁に変わることより、マニュアル通りいかない場合もありますので、注意が必要です。


2.同じタイミングで、FXを使い、5万ドル分の米ドルを売り、目的の通貨(株式を買いたい通貨)を買う

これで完了です。簡単でしょ?

FXをあまりご存知ない方のために、もう少し詳しく書きましょう。

※ちなみにFXは100倍ぐらいのレバレッジが可能で、一見儲かりそうな話が多く出回っていますが、その裏には恐ろしいリスクが潜んでいますので、間違った使い方をしないで下さいね。ここではあくまで、ヘッジに使うやり方のご紹介ですので。また、詳しい仕組みや解説などを求める方は、ググッてみて下さい。いくらでも出てきますから。

FX口座を開く会社によって違いますが、様々な組み合わせで、通貨の売り・買いができます。
そして、この場合は「目的の通貨買い/USD売り」とすればいいわけです。

それによって、1.でのドル買いと2.でのドル売りが相殺され、実質ドルのポジションはなく、2.で買った通貨のポジションで、目的の株を買っているということに(実質)なるのです。

例えば、「目的の株式」を日本円で買いたいのなら、5万ドルに相当する分「JPY/USD」の買いポジションを持てばいいですし、ユーロで買いたいのなら、「EUR/USD」の買いポジションを持てばいいのです。

「JPY/USD」ってあまり聞いたことがないので、調べてみたら、その組み合わせは僕の使ってる口座にはなかったので、通常もあまりないでしょうね。
その場合「USD/JPY」の売りポジションを持てば同じことです。

このようなヘッジポジションを持つ場合に、1点注意が必要です。
それは、「金利差」です。

例えば、実質日本円で米株を買いたいと考えた場合、上記のように、米ドルを売って、日本円を買う訳ですが、両通貨には「金利の差」があります。

仮に日本円の金利を0.5%、米ドルの金利を4.5%とすると、両通貨の金利差は4.0%ですね。

そして、「ドル買い/円売り=(USD/JPY)の買い」の場合は、その金利を貰えることになりますが、その逆の「円買い/ドル売り=(JPY/USD)の買い、または(USD/JPY)の売り」の場合はその金利を支払うことになります。

これらの金利差をFXでは「スワップ」と呼びますが、実際にはその口座で、日々変動する「スワップ」の細かい計算方法を確認し、変動もチェックしておく必要があります。

上記のように、実質日本円で買った場合は、買った株式のリターンから、ヘッジにかかるコストを差し引いて考える必要があります。

ちなみに、僕の場合はユーロで買いたいと考え、「EUR/USD」の買いポジションを取ろうとしました。しかし、ユーロの場合も日本円ほどではないにしろ、米ドルより金利が低いので、スワップ分がマイナスとなってしまいます。

そこで、米ドルよりも金利が高く、スワップがプラスとなる通貨として、「豪ドル」を組み合わせることを考えました。
つまり「EUR/USD」の買いと、「AUD/USD」の買いをミックスさせて、スワップがプラスマイナスほぼ0になる比率を計算し、そのポジションを取ったのです。

それによって、米ドルの為替リスクにさらされる事なく、米国株を買うことができるのです(当然ながら、ユーロと豪ドルの為替リスクにはさらされています)。

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2007年5月11日 (金)

日本一の大投資家???

僕の親父が保有していた15銘柄をざっとバリュってみて、いくつかいい会社もあったのですが、ケッコー「香ばスィー」会社もあったので、紹介してみます。

15銘柄のうちに、何社か「クソ株」が入っていたことは、以前に書きましたが、そのうち1社はこんな会社でした。

「収益力が低く、常に投資 > 減価償却で、その投資が収益に貢献しておらず(だから収益力が低いのですが)、最近巨額の特損を計上し、FCFは毎年殆どないかマイナスで、財務オペレーションが不透明で、下方修正の常連で、息子に世襲していて、企業価値はマイナスなのに、株価は立派についてる。」

という会社です(苦笑)
すごいでしょ?

速攻「成り行き」で売りました(爆笑)。
まあそんな会社も巷にはゴロゴロある訳ですが・・・・

しかしそこで非常に驚いたのが、その会社の大株主に、「日本一の大投資家」とか「和製バフェット」と呼ばれる、ある有名な人の名前があったことです。

以前板倉さんが、その人のことを「全くわかってない」と言ってたのを思い出しました。

実はその人の投資手法を、以前本で読んだことがあるのですが、その内容は、

・自分は会社を経営しているが、経営者ですら会社の将来は
わからない(予測できない)。
・だから他人の経営する会社を、色々と分析する意味はあまりない。
・毎年会社から出される配当はある程度確実なので、「配当利回り」
を中心に、会社四季報のみを情報源に投資銘柄を選択する。
・上場会社は、常に配当の義務がある。なぜなら、資金が必要な
時は市場から調達できるのが上場会社なのだから。

という感じだったと思います。

この人は投資先企業が、「配当」さえ払ってくれていれば、突然「公募増資」しても、ぜ~んぜん気にならないようですね(笑)。
それにそんなに「配当」が好きなら、板倉さんがオープンセミナーで言われてたように、そういう人は「株式」ではなく「債権」に投資すればいいんですよね!

「日本一の大投資家」が、どんな会社に投資しているのかに触れる、いい機会となりました(笑)し、色々とバリュって見て、すご~く沢山勉強になりました。


PS)
「和製バフェット」はないだろ~。あまりにバフェットさんに失礼です。

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四国電力(続き3)

やっと本題にたどり着けそうです。

バリュった結論からすると、
1.最近のFCFをそのまま引き伸ばすと、かなり「割安」と出る。
2.しかし、減価償却と設備投資を慎重に精査すると、フェアバリューとなる。

でした。

実はここ何年かのトレンドとして、設備投資を抑制しているのか、「設備投資」が「原価償却」をかなり下回っており、その結果が最近のFCFに表れているようです。
ちなみに東京電力も同じ傾向です。

IRからの情報で最も有益だったのは、「設備投資の抑制は限界に来ており、最近の額がそのボトムである。今後は設備投資を少しづつ増やして行く必要がある。」という趣旨の情報です。

実際企業価値評価セミナーでも、板倉さんが何度も説明されているように、永遠にBSを縮小しながら、FCFを得続ける事は現実的ではないですよね。
その具体例に触れた感じです。

最初、ぱっと見た感じ、相当割安な気がしたのですが、結局はまあローリスクで、それなりのリターンを得たい場合の投資先としてはいいのではないか、というごく常識的な結論となりました。

それと補足ですが、社債、長期借入金とも固定金利(直近の加重平均金利が1.5%と、東京電力の1.92%より安い)ではありますが、インフレに振れた場合、その借り換え時の金利を考慮すると、企業価値に対するインパクトは小さくないので、注意が必要だと思いました。

それは多分、バフェットがレバレッジを効かせた会社(自己資本比率の低い会社)には投資しない理由の一つだと思います。

しかしもし、上記資金調達サイドに対して、インフレ分を運用側(ROIC=投下資本利益率の向上)に転化できるのであれば、「債券投資」に似ているようで、それよりも優れているのかとも思いました。
(債権はインフレ時には値下がりしかありませんから)

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四国電力(続き2)

本日四国電力IRに、詳細分析のため根掘り葉掘り質問しました。
主な質問ポイントは以下です。

・株主資本コストをどのくらいに考えているか
・今後10年スパン程度の下記トレンドについて
  -売上と利益トレンド、それらに対する電力自由化、規制緩和の
  影響について
  -減価償却と設備投資トレンド
  -予想されるFCFトレンド
・18年3月期の使用済核燃料再処理等積立金 1326.55億
  (営業CFからマイナス)その性質とその再現可能性は?
・自社株の消却(毎年500万株)これは今後も継続するのか
・税率について(法定36%台、実効33%台)
・今後の有利子負債について
 -30%達成後の自己資本比率をどうするか
 -社債は固定金利だが、長期借入金も固定金利なのか

などです。

先ず最初にで、板倉雄一郎事務所パートナーで、公認会計士で、上場企業の財務担当役員のYさんがいつも言っている、「質の良いIR情報の引き出し方」を実践しました。

以前KDDIに電話して、普通に「IR担当者お願いします」と言って質問した時は、多くの質問に対して「確認して折り返します」ばかりで、その窓口が単なる伝言役でしかなかったため、効率良く情報が得られませんでした。

今回はその反省から、最初に電話に出たオペレーターに、
「IRご担当に質問したいのですが、『株主資本コスト』について聞きたいのでそれについてお話ができる方をお願いします。」と切り出しました。

するとどうでしょう(もうええって)、その甲斐あって、それなりの人が出てきたようで、全ての質問にすんなりと「その場」で答えてもらう事ができました。

長くなるので、バリュった結果については、この後の続きにします。

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2007年5月10日 (木)

四国電力(続き)

四国電力については、ざっくり分析しましたが、まだ確信がもてないので、引続き詳しく分析してから続きを書きます。

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またまたバフェットの記事

5月9日、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は自身が率いるバークシャー・ハザウェイが近く大型買収を決定できるとの見方を示した。(2007年 ロイター/Seth Wenig)

昨日も、今日も、セミナー受講者の方のブログで、バフェットのニュース記事を教えてもらい、記事を読むことができました。
(コワモテのTさん、M.Uさん有難うございます)

本当にレベルの高いコミュニティだと思います。

「近く大型買収ができる」なんて、バークシャーホルダーとしては嬉しい限りです。

ちなみに同じ記事の中で、通貨に関して、
「現在積極的に買っているのは1通貨のみだ。それがどれかは1年後に分かるだろう」ともコメントしているようです。

僕はバークシャー株を、ある方法により、実質米ドルではない別の通貨で買っていますが、その同じ通貨なんじゃないかな~なんて思っています。

それだと、バークシャーの価値創造と、その通貨の将来性とで、ダブルで資産増大だな。

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より以前の記事一覧