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2009年4月20日 (月)

インターネットの勘違い

ITインフラの価格 その3 の最後に

「次はその【Digital Divide】と関連する話で、勘違いされがちなインターネットのある特性について書いてみたいと思います。」と書いた件についてです。

よく「インターネットに公開される(する)と、万人に周知される」という勘違いがされている傾向にあると思いす。

テレビに一度放映されると、大抵の人に周知されるのと同様、インターネットに公開されると、ある程度皆知っていると思われがちですよね。

しかし実際はそうではないと思います。
ネットに公開されていて、当り前のように皆知っているであろうと思っている事を、誰かとの会話で話題にした時に、「え? そんなの知らなかった」という反応が返ってくることってありませんか?

例えば、少し前の記事で書いたいくつかの例が正にそれです。
昔からの知り合いがやっていた月額500円のECショップシステムや、タダ同然でできるホームページツールの組合せや、非常に安価にケータイコンテンツサイトが作れるCMSなど、ネット上にいくらでも公開されているにもかかわらず、僕自身全く知りませんでした。

他にも、Winnyか何かでものすごいプライベートな写真や動画が公開されてしまい、それが同じ出身大学の人だったにも関わらず、知らなかったケースもあります。
その話を大学時代の友人から聞いて、初めて知った時、その友人から「これだけネットで爆発的に話題になってるのに、知らなかったの?」と言われました。

僕のように毎日相当長い時間、インターネットに接続し続けている部類の人間ですら、そんな状況です。

では次回は、何故そうなるのだろうかと考えられる理由について書いてみたいと思います。

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