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2008年4月に作成された投稿

2008年4月 6日 (日)

ビジネス書は「娯楽」である

いや~、勉強になりました。(濱さん風の出だし)
昨日紹介した本ですが、大半は読んでいたのですが、さっき最後まで読み終えました。

そこで気付いたのが、タイトルに書いた事です。
つまり、書かれている内容が、実際に役立つということより、タイトルの気付きを得たという意味で、「勉強になった」のです。

昨日の段階で「当たり前の事」が書かれていると紹介しました。
多くのビジネス書も同様に、「良い事」が書かれていますが、まあ特にとんでもない新発見や、物凄い事が書かれている訳ではなく、一般的に知られている「当たり前の事」が書かれている訳です。

そして、読んだからといって、特別に役に立つというより、「役に立つ気」にさせてくれたり、一時的に「モチベーション」を上げてくれたりする訳です。

例えば、文中のフレーズで、
「○○すれば、収入がアップし、売り込みしなくても顧客が集まり、有益な人脈ができる(要約です)」
というようなものがあります。

その文章には、多分多くの人が引き寄せられ、「そうか!じゃあ自分もやってみよう。」となるでしょう。
しかし冷静に考えてみれば、多くの場合(その人の環境や実力などにもよりますが)、そう簡単には行かないのが現実でしょうし、○○したからといって、そういう効果が得られるまでのステップなり、ロジックは見えてきません。

以前ここでも同様のことを書きましたが、本の知識というのはそれだけでは、あくまで知識に過ぎず、実際役立つようにするには、多くのハードルと、汗を流す苦労と努力が必要なのです。

他の例を挙げると、「飛躍的な時間短縮のために、仕組みを作る」。
その最も典型的な方法として、「社員などを雇って、人にやらせる」です。

まあそれは、ビジネスを行うという行為そのものであり、至極当然で理論的ではありますが、人を雇って仕事をやらせるのは「物凄ぉ~く」大変なことや苦労が沢山あります。
書き出すとキリがないのですが、固定費がかかったり、人間ですから全て思うように動いてくれなかったり、人間関係に気を遣う必要があったり・・・

要するに、何事も自分で行うには「汗をかく」必要がありますが、人にやってもらうという行為も(ビジネスそのものである以上)、それ以上に汗をかかなければいけないケースだって当然ある訳です。

ここで筆者のプロフィールを改めて確認してみると(勝手な想像に過ぎませんが)、どうも本格的な「実業」を行っている人ではないと判断できるのです(別にそれが悪いという意味ではありません)。

結局、売れるビジネス書というのは、すごく読み易くかかれていて、読んでいて「いかに楽しいか」、また「いかに"役に立つ"気にさせてくれるか」というのが大きなポイントであり、そういう意味では、純粋な娯楽小説などと大して違わないのだなと思います。

殆どのビジネス書に書かれている「実践的に役に立つ」事柄については、既にこれまでに山ほど出でいる本に書かれている「既公開」の知識でしかないですから、それをもとに実際の効果を得られる人は、もうとっくの昔に実践して効果を得ている筈です。

そういえば、ビジネス書を多く出して売れている人の中には、ある意味ここで書いた人との共通点のある人はいますね。
確かに悪質さの違いはありますが、虚業的な部分があることは否めないと思います。

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2008年4月 4日 (金)

レバレッジ時間術

まあ、ごく「当たり前の事」が書いてあるのだけれども、人間常にそれを意識して実践できてるかといえば、殆どの場合そうではなく、流されてしまっていると思います。

逆にその「当たり前の事」を常に実践できる人は、成功者になっているでしょう。

別の多くのビジネス書にも言えますが、その「大切な事」をリマインドするという意味で、非常に読みやすく、いい本です。
ですから、こういった内容を、いちいち本を読んでリマインドしなくても、日常生活の中で「常に」リマインドできる仕組みなりを工夫して、何度も何度もリマインドすることにより、右脳と体に刷り込むことができれば、いいんですけどね。

全体的にいい事が書かれていますが、一点、この著者もまだ常識にとらわれ過ぎている部分は見受けられました。

具体的には「スピードこそ命」という、まあビジネスマンが妄信している宗教のようなものですね(笑)。

それは当たっているケースが多いのですが、例えば投資タイミングを計る場合に代表されるように、いつもそうではなく、多くのビジネスでも「じっくりとタイミングを計って、流れや波をつかむ」という事も、また重要なのではないかと思います。

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