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2007年6月18日 (月)

金融商品の罠 - その3

金融商品の罠」、「金融商品の罠 - その2」のさらに続きです。

売られている様々な金融商品の「仕組み」と「カラクリ」を理解する上での、主な7つのポイントのうち、今回は5つめに関してです。


5.分配金にかかる税金など

グローバルソブリンなど、毎月分配型の商品がよく売れているらしいですが、これは「行動ファイナンス」の研究などによると、「分配金を払うと、それだけ規準価額が落ちているということにすぎないのに、分配金の形で入ってくる収益に対する『ありがたみ』や『安定感』を過大評価していると考えられる」そうです。

こんなの、言われるまでもなく、当然のことですよね。
さらに分配金は、その時点で確実に「税金」がかかりますし、複利効果は得られないですし、全く合理的ではないのです。

同様に、十分魅力的な「事業としての投資対象」を持った会社の株式に投資している場合の「配当」に関しても、全く同じですよね。

板倉さんの参考エッセー
KISS第108号「配当と時価総額」
KISS第39号「配当と株主価値」

また以前、ある人から公的年金だけでは不安なので、別途「積立貯蓄型」の商品について相談を受けた時の話です。

奨めた商品のうち最も利回りの有利なものは、ある満期時点での「一時払い」のものでした。その人は一時払いではなく、「毎月払い」のものがいいと言って、それよりは不利な利回りの商品を選びました。

結局人間心理として、どうしても「分配型」がお得に見えるんでしょうかね。

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