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2007年6月 7日 (木)

ビッグ3の恥知らずなイチャモン

名古屋の人はお金に厳しい

よく関西人がお金に厳しいと言われますが、関西出身で、名古屋にも数年住んだことがあり、名古屋の人も知っている僕としては、名古屋人の方が、遥かにお金に厳しいと思います。

これは悪い意味ではなく、商売を成功させる不可欠な要素であり、「トヨタ自動車」の収益力などは、その最たるものであると思うのです。

詳しいエピソードは割愛しますが、トヨタのコスト削減に対する取り組みは、相当に徹底しているらしく、普通の人の感覚ではついていけないと思える部分さえ、あるそうです。

それが全ての要素ではありませんが、そういう努力を含め、全社員が徹底した努力を重ねることによって、素晴らしい製品を、より安い価格で世界中の人に提供できるのだと思います。

今日、NHKで不愉快なニュースを見ました。
(既にニュース掲載が終わっており、リンクが切れているので、概略を追記します。)

米自動車ビッグ3の経営幹部が、米民主党の幹部と会談した際、GMのワゴナー会長らが、日本に対して円安を批判し、正常な為替レートが反映されれば、もっとアメリカ車が売れるはずなのに、円安がそれを阻害している、という趣旨のものでした。

以前、日本の自動車メーカーが、殆どの工程を現地に持たずに、車を輸出していた時の状況と比べて、現在は全く違っています。

北米に工場を作り、現地の雇用を生み出し、その上で経営努力、改善を重ねることにより、安くて品質のいい自動車を作っているからこそ、北米の消費者もそれを選択しているのではないでしょうか。

このような「イチャモン」としか思えないクレームを言う、ビッグ3の経営者、そしてそれを支援する「民主党」は全くのお門違いだと言えますね。

日本を叩き、中国が大好きな民主党から大統領が出るような事態になれば、それは歴史が証明しているように、日本は色々な面で、相当なダメージを受けるでしょうね。

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