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2007年5月22日 (火)

大規模大金収集装置

ソフトバンクの某子会社が、近々IPO(新規公開)するそうです。
「ああ、またか・・・」という感じ(笑)ではあるのですが・・・。

実は僕が以前やっていたベンチャー企業で、非常に緊密にアライアンスを組んでいた某ベンチャー企業の同業者であり、「真っ向競合会社」なので、よく知っていますし、興味を抱きました。

ざっくりと目論見書に目を通し、ざっくりと企業価値を評価したところ、僕の感覚では、株主価値20~30億、相当に薔薇色に見て40~50億の会社だと判断しました。

ところが、驚いたことに、この会社が仮に想定している公募の条件(150万円/株)から計算すると、上場時の時価総額は、なんと449億円!

少なくとも(僕が考える価値の)10倍程度以上の価格で、一般投資家に売ろうとしているのです。

余談ですが、そういえばmixiの上場直後にも、セミナー仲間で同じような話になっていました。その当時mixiの時価総額約2000億円に対して、考えられる妥当な価値は、100~200億、どう薔薇色に見ても550億がMAXだろうという話になりました。現在の時価総額は約1100億です。

ソフトバンクはこうやって、子会社を「実態以上に遥かに高いと思われる価格」で、一般投資家に売ることによって得た資金で、「狼中年」による「会社ごっこ」を延々と続けるのでしょうか。

僕は、このように納得いかない価格でのIPOの仕組みを「大規模大金収集装置」と、勝手に名づけました(笑)
板倉さんのサイトに「企業の仕組み」 を書いた、ものすご~く解りやすい図があります。

誰かこれに習って、「大規模大金収集装置」の図を作ってくれませんかねえ(笑)
えっと利害関係者は・・・既存株主、創業者、オプション持った役員・従業員、主幹事証券会社、新規の株主、それからそれから・・・・冗談ですからね(笑)

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