« 米ドル以外で米国の株を買う方法 | トップページ | 仮条件で大幅引き下げ »

2007年5月23日 (水)

またまた親子上場の話

NTTデータが近々子会社を上場させるそうです。

どうせ、「大規模大金収集装置」だろうから子会社の方は、いちいち目論見書見て調べてはいません。

板倉さんも散々書いてますが、上場している親会社が、子会社を上場させることは、資本政策上ナンセンスで、矛盾しています。
(上場会社が上場会社を買収して、結果的に子会社となった場合の「親子上場」は、また別の話です。)

NTTデータは上場会社ですから、市場から資金を調達できますし、配当もしています。何故いまさら子会社を上場させて、新たに市場から資金調達をする必要があるのでしょうか。

もし新規上場する子会社の方が、安い資本コストで資金を調達できるなら、それもありえるでしょう。しかし、常識的に考えてそういうことはありえません。
それより、親会社のNTTデータがDebt(銀行借入や社債など)で、資金を調達し、それを子会社が必要とする資金に回した方が、遥かに資本コストは小さくてすみます。

さらに、上場するには幹事証券会社に支払う手数料など、小さくないコストが諸々かかります。

では、何故そんな「非合理的」な親子上場が後を絶たないのでしょうか。そういう行為に従事している関係者の知識が不足していて、「よく解ってない」という可能性も考えられます。

しかし、最大の理由は「儲かる」からではないでしょうか。その「儲かる」金は、どこから来ているのでしょうか。
誰がどのように「儲かる」かは、昨日のブログ記事を参考にして下さい。

そのNTTデータは、さらに親会社も上場会社ですから、また更に複雑に矛盾しています。

ところで、先日NTTデータの価値計算をしてみましたが、どう計算しても僕には「超割高」としか考えられません。
しかし、先日某証券会社は、レーティングを「買い推奨継続」として、目標株価を引き上げたそうです。

う~ん・・・何を基準に?まあ、そういう自分なりの判断ができるのも、セミナーで勉強したお陰です。

|

« 米ドル以外で米国の株を買う方法 | トップページ | 仮条件で大幅引き下げ »

11IPOの矛盾と欺瞞」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212590/15169834

この記事へのトラックバック一覧です: またまた親子上場の話:

» 中京銀行 [中京銀行]
中京銀行に関する話題や、思うこと、知っていることなんかを書き綴ります。 [続きを読む]

受信: 2007年5月23日 (水) 03時18分

« 米ドル以外で米国の株を買う方法 | トップページ | 仮条件で大幅引き下げ »