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2007年5月に作成された投稿

2007年5月25日 (金)

「投資」を実感する

うちの家の窓から見える「景色」の中に、ある古ぼけたブティックのビルがありました。

1階は、見るからに流行っていなさそうな店で、2階~3階は事務所、屋上に違法建築のようなプレハブの住居のようなものがありました。

そして屋上のプレハブの周囲には、要らなくなった古い陳列棚や、ハンガーなどが積み上げられ、見るからに薄汚く、また(強風などで飛ばされると)危険な感じがしていました。

数ヶ月前、その店が退去したようで、その後工事中の青いネットが、全面に張られ、大きく「事業用物件」と書かれた看板が登場しました。
数ヶ月間、職人と見られる人たちや、そのトラックなどの出入りが激しくあり、見るからに「ああ、工事をしてるんだな」という感じがしていました。

そして、最近になって、工事が大体終わったらしく、青いシートが外された姿を見て、とても驚きました。

白を基調とした、ガラス張りの「非常に美しいビル」に生まれ変わっていたのです。以前の姿からは、想像もできない美しさです。

そこで感じたのが、この見違える変化は、職人たちはじめ関係者が、朝早くから夜遅くまで、せっせと働き、「価値を創造した結果」なのだと。

そういう目で見ると、世の中には「人の手による価値の創造」が至るところに、ごく身近に見られます。

窓の外に見える美しいビルや町並み。
便利に使っているPCやソフト。
何気なく乗っている自家用車や電車。

・・・・・・・・・・・
(挙げればキリがないです)

また、忙しく往来する人や車、どこから来たのか、大量に電車に乗り込むビジネスマンたちも、「価値を創造する営み」のために、移動しているのです。

そういう「人の営み」に対して、資金を投じるのが「投資」であり、それを実感すると、「投資」とは素晴らしいものだと、改めて感じることができます。

マーケットが付けた「価格の変化」を、常時追いながら「半丁博打」をすることは、決して投資ではありません。

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2007年5月24日 (木)

仮条件で大幅引き下げ

一昨日書いた、近日IPO(新規公開)する会社の仮条件が、決定したようです。

仮条件は90万~110万となったようで、当初目論見書で想定していた150万からは、大幅に下げてきました。

やはり150万では、買い手が集まらないと判断したのだろうと思います。

それでも、仮条件で上場時の時価総額を計算すると、約270億~約330億円となるので、自分として「買う気」になれる価格には、全く程遠い状況です。

というか、親会社がアレなので、最初から買う気にはなれないのですが・・・

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2007年5月23日 (水)

またまた親子上場の話

NTTデータが近々子会社を上場させるそうです。

どうせ、「大規模大金収集装置」だろうから子会社の方は、いちいち目論見書見て調べてはいません。

板倉さんも散々書いてますが、上場している親会社が、子会社を上場させることは、資本政策上ナンセンスで、矛盾しています。
(上場会社が上場会社を買収して、結果的に子会社となった場合の「親子上場」は、また別の話です。)

NTTデータは上場会社ですから、市場から資金を調達できますし、配当もしています。何故いまさら子会社を上場させて、新たに市場から資金調達をする必要があるのでしょうか。

もし新規上場する子会社の方が、安い資本コストで資金を調達できるなら、それもありえるでしょう。しかし、常識的に考えてそういうことはありえません。
それより、親会社のNTTデータがDebt(銀行借入や社債など)で、資金を調達し、それを子会社が必要とする資金に回した方が、遥かに資本コストは小さくてすみます。

さらに、上場するには幹事証券会社に支払う手数料など、小さくないコストが諸々かかります。

では、何故そんな「非合理的」な親子上場が後を絶たないのでしょうか。そういう行為に従事している関係者の知識が不足していて、「よく解ってない」という可能性も考えられます。

しかし、最大の理由は「儲かる」からではないでしょうか。その「儲かる」金は、どこから来ているのでしょうか。
誰がどのように「儲かる」かは、昨日のブログ記事を参考にして下さい。

そのNTTデータは、さらに親会社も上場会社ですから、また更に複雑に矛盾しています。

ところで、先日NTTデータの価値計算をしてみましたが、どう計算しても僕には「超割高」としか考えられません。
しかし、先日某証券会社は、レーティングを「買い推奨継続」として、目標株価を引き上げたそうです。

う~ん・・・何を基準に?まあ、そういう自分なりの判断ができるのも、セミナーで勉強したお陰です。

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2007年5月17日 (木)

米ドル以外で米国の株を買う方法

先日書いたブログ記事で、

「僕はバークシャー株を、ある方法により、実質米ドルではない別の通貨で買っています」

と紹介しました。

ある方から、これは具体的にどうすればできるのか、質問を受けたので、それについて書きます。

これは、外国為替証拠金取引(FX)をヘッジツールとして使います。

例えば600万円分(為替が1ドル120円として5万米ドル)分の、米国株式を買いたいとします(この金額ではバークシャーのA株は残念ながら買えませんね(笑))

1.600万円を5万ドルにドル転し、そのドルで目的の株式を買う

まあこれは当然ですよね。どこで買えるかというのは、基本的にはご自分で調べてくださいね。
国内のネット証券などで、買える米銘柄もありますし、僕の場合、使っているネット証券が目的の銘柄を取り扱ってなかったので、米国のE*TRADEに口座を開設し、そこで買いました。

そういった、海外での口座や取引に関しては、「海外投資を楽しむ会」のサイトに詳しく出ていますし、そこが発行している「海外投資実践マニュアル」などに、詳しく書かれています。

しかし、証券会社の画面オペレーションなどが、頻繁に変わることより、マニュアル通りいかない場合もありますので、注意が必要です。


2.同じタイミングで、FXを使い、5万ドル分の米ドルを売り、目的の通貨(株式を買いたい通貨)を買う

これで完了です。簡単でしょ?

FXをあまりご存知ない方のために、もう少し詳しく書きましょう。

※ちなみにFXは100倍ぐらいのレバレッジが可能で、一見儲かりそうな話が多く出回っていますが、その裏には恐ろしいリスクが潜んでいますので、間違った使い方をしないで下さいね。ここではあくまで、ヘッジに使うやり方のご紹介ですので。また、詳しい仕組みや解説などを求める方は、ググッてみて下さい。いくらでも出てきますから。

FX口座を開く会社によって違いますが、様々な組み合わせで、通貨の売り・買いができます。
そして、この場合は「目的の通貨買い/USD売り」とすればいいわけです。

それによって、1.でのドル買いと2.でのドル売りが相殺され、実質ドルのポジションはなく、2.で買った通貨のポジションで、目的の株を買っているということに(実質)なるのです。

例えば、「目的の株式」を日本円で買いたいのなら、5万ドルに相当する分「JPY/USD」の買いポジションを持てばいいですし、ユーロで買いたいのなら、「EUR/USD」の買いポジションを持てばいいのです。

「JPY/USD」ってあまり聞いたことがないので、調べてみたら、その組み合わせは僕の使ってる口座にはなかったので、通常もあまりないでしょうね。
その場合「USD/JPY」の売りポジションを持てば同じことです。

このようなヘッジポジションを持つ場合に、1点注意が必要です。
それは、「金利差」です。

例えば、実質日本円で米株を買いたいと考えた場合、上記のように、米ドルを売って、日本円を買う訳ですが、両通貨には「金利の差」があります。

仮に日本円の金利を0.5%、米ドルの金利を4.5%とすると、両通貨の金利差は4.0%ですね。

そして、「ドル買い/円売り=(USD/JPY)の買い」の場合は、その金利を貰えることになりますが、その逆の「円買い/ドル売り=(JPY/USD)の買い、または(USD/JPY)の売り」の場合はその金利を支払うことになります。

これらの金利差をFXでは「スワップ」と呼びますが、実際にはその口座で、日々変動する「スワップ」の細かい計算方法を確認し、変動もチェックしておく必要があります。

上記のように、実質日本円で買った場合は、買った株式のリターンから、ヘッジにかかるコストを差し引いて考える必要があります。

ちなみに、僕の場合はユーロで買いたいと考え、「EUR/USD」の買いポジションを取ろうとしました。しかし、ユーロの場合も日本円ほどではないにしろ、米ドルより金利が低いので、スワップ分がマイナスとなってしまいます。

そこで、米ドルよりも金利が高く、スワップがプラスとなる通貨として、「豪ドル」を組み合わせることを考えました。
つまり「EUR/USD」の買いと、「AUD/USD」の買いをミックスさせて、スワップがプラスマイナスほぼ0になる比率を計算し、そのポジションを取ったのです。

それによって、米ドルの為替リスクにさらされる事なく、米国株を買うことができるのです(当然ながら、ユーロと豪ドルの為替リスクにはさらされています)。

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2007年5月12日 (土)

知ることの楽しさ

本日、あるセミナー受講生に偶然駅で会い、一緒に電車に乗り、話をしました。

おとといから、昨日にかけて、僕がこのブログで話題にしていた「電力会社への投資」について、セミナー卒業生のMLにも話題提起をしていたので、話題はその話に。

インフレになった場合のリスクや、資金調達コストの販売価格への転嫁、そこから話は展開し、「銅」や素材の市場価格高騰について、さらに鉱山会社株の話題、レアメタル関連会社への投資の話・・・

と、

どんどん話題は展開していくのです。そう、我々は「共通言語」を持っているからです。

同じ「理念」に賛同し、ファイナンスや経済の本質について深く学び、同じ目線で物事をみています。
だからこそ、ちょっとした間でも、大いに話が盛り上がるのだと感じました。

彼はその時、同じくセミナー関係者が主催する、投資の勉強会に向かうところでした。

「土曜日なのに勉強熱心ですね」と言うと、彼は、「勉強すること、新たな知識を得ることはすごく楽しいんですよ」と答えました。
(ちなみに最近は印刷した有報を持ち歩いてるそうです)

全く同感です。
また今日もこのセミナーコミュニティの素晴らしさを感じたのでした。

PS)
最近、セミナー卒業生の方々の「ブログ」を読んでいて思うのですが、ファイナンシャルリテラシーの高い人たちは、「メディアリテラシー」も高い場合が多いと感じます。

彼らと「政治」や「外交」について、あまり話をする機会はないですが、そういう分野でも自分と同じような考えを持っているのだと気付く例が、複数あったので。

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2007年5月11日 (金)

日本一の大投資家???

僕の親父が保有していた15銘柄をざっとバリュってみて、いくつかいい会社もあったのですが、ケッコー「香ばスィー」会社もあったので、紹介してみます。

15銘柄のうちに、何社か「クソ株」が入っていたことは、以前に書きましたが、そのうち1社はこんな会社でした。

「収益力が低く、常に投資 > 減価償却で、その投資が収益に貢献しておらず(だから収益力が低いのですが)、最近巨額の特損を計上し、FCFは毎年殆どないかマイナスで、財務オペレーションが不透明で、下方修正の常連で、息子に世襲していて、企業価値はマイナスなのに、株価は立派についてる。」

という会社です(苦笑)
すごいでしょ?

速攻「成り行き」で売りました(爆笑)。
まあそんな会社も巷にはゴロゴロある訳ですが・・・・

しかしそこで非常に驚いたのが、その会社の大株主に、「日本一の大投資家」とか「和製バフェット」と呼ばれる、ある有名な人の名前があったことです。

以前板倉さんが、その人のことを「全くわかってない」と言ってたのを思い出しました。

実はその人の投資手法を、以前本で読んだことがあるのですが、その内容は、

・自分は会社を経営しているが、経営者ですら会社の将来は
わからない(予測できない)。
・だから他人の経営する会社を、色々と分析する意味はあまりない。
・毎年会社から出される配当はある程度確実なので、「配当利回り」
を中心に、会社四季報のみを情報源に投資銘柄を選択する。
・上場会社は、常に配当の義務がある。なぜなら、資金が必要な
時は市場から調達できるのが上場会社なのだから。

という感じだったと思います。

この人は投資先企業が、「配当」さえ払ってくれていれば、突然「公募増資」しても、ぜ~んぜん気にならないようですね(笑)。
それにそんなに「配当」が好きなら、板倉さんがオープンセミナーで言われてたように、そういう人は「株式」ではなく「債権」に投資すればいいんですよね!

「日本一の大投資家」が、どんな会社に投資しているのかに触れる、いい機会となりました(笑)し、色々とバリュって見て、すご~く沢山勉強になりました。


PS)
「和製バフェット」はないだろ~。あまりにバフェットさんに失礼です。

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四国電力(続き3)

やっと本題にたどり着けそうです。

バリュった結論からすると、
1.最近のFCFをそのまま引き伸ばすと、かなり「割安」と出る。
2.しかし、減価償却と設備投資を慎重に精査すると、フェアバリューとなる。

でした。

実はここ何年かのトレンドとして、設備投資を抑制しているのか、「設備投資」が「原価償却」をかなり下回っており、その結果が最近のFCFに表れているようです。
ちなみに東京電力も同じ傾向です。

IRからの情報で最も有益だったのは、「設備投資の抑制は限界に来ており、最近の額がそのボトムである。今後は設備投資を少しづつ増やして行く必要がある。」という趣旨の情報です。

実際企業価値評価セミナーでも、板倉さんが何度も説明されているように、永遠にBSを縮小しながら、FCFを得続ける事は現実的ではないですよね。
その具体例に触れた感じです。

最初、ぱっと見た感じ、相当割安な気がしたのですが、結局はまあローリスクで、それなりのリターンを得たい場合の投資先としてはいいのではないか、というごく常識的な結論となりました。

それと補足ですが、社債、長期借入金とも固定金利(直近の加重平均金利が1.5%と、東京電力の1.92%より安い)ではありますが、インフレに振れた場合、その借り換え時の金利を考慮すると、企業価値に対するインパクトは小さくないので、注意が必要だと思いました。

それは多分、バフェットがレバレッジを効かせた会社(自己資本比率の低い会社)には投資しない理由の一つだと思います。

しかしもし、上記資金調達サイドに対して、インフレ分を運用側(ROIC=投下資本利益率の向上)に転化できるのであれば、「債券投資」に似ているようで、それよりも優れているのかとも思いました。
(債権はインフレ時には値下がりしかありませんから)

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四国電力(続き2)

本日四国電力IRに、詳細分析のため根掘り葉掘り質問しました。
主な質問ポイントは以下です。

・株主資本コストをどのくらいに考えているか
・今後10年スパン程度の下記トレンドについて
  -売上と利益トレンド、それらに対する電力自由化、規制緩和の
  影響について
  -減価償却と設備投資トレンド
  -予想されるFCFトレンド
・18年3月期の使用済核燃料再処理等積立金 1326.55億
  (営業CFからマイナス)その性質とその再現可能性は?
・自社株の消却(毎年500万株)これは今後も継続するのか
・税率について(法定36%台、実効33%台)
・今後の有利子負債について
 -30%達成後の自己資本比率をどうするか
 -社債は固定金利だが、長期借入金も固定金利なのか

などです。

先ず最初にで、板倉雄一郎事務所パートナーで、公認会計士で、上場企業の財務担当役員のYさんがいつも言っている、「質の良いIR情報の引き出し方」を実践しました。

以前KDDIに電話して、普通に「IR担当者お願いします」と言って質問した時は、多くの質問に対して「確認して折り返します」ばかりで、その窓口が単なる伝言役でしかなかったため、効率良く情報が得られませんでした。

今回はその反省から、最初に電話に出たオペレーターに、
「IRご担当に質問したいのですが、『株主資本コスト』について聞きたいのでそれについてお話ができる方をお願いします。」と切り出しました。

するとどうでしょう(もうええって)、その甲斐あって、それなりの人が出てきたようで、全ての質問にすんなりと「その場」で答えてもらう事ができました。

長くなるので、バリュった結果については、この後の続きにします。

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お尋ね「昨日の取引について」

5月9日に書いた、以下の銘柄に関してです。

> 「大証」とかいうローカル取引所の、全く買い板のない1銘柄を
> 残して、12銘柄の売却完了です。

この1銘柄、翌日に買い板があったので、ようやくそれにぶつけて2000株、560円で売りました。
するとどうでしょう・・・(←ビフォー アフター風で)
なんと証券会社からタイトルのような、お尋ねメッセージが入った
のです。

その本文内容は、以下です。
--------------------------------------------------------------------------
平素は格別のご高配を賜わり、厚く御礼申し上げます。
早速ではございますが、前営業日の取引について、
市場出来高に対するお客様の取引シェアが30%を超え
る銘柄がございました。
株価形成に与える影響を十分にご勘案の上お取引い
ただけますよう伏してお願い申し上げます。

                                                ○○証券株式会社
--------------------------------------------------------------------------


たった112万でっせ?調べてみると、その2000株がその日の出来高の全てでした。
「どうせぇっちゅうねん!?」

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2007年5月10日 (木)

四国電力(続き)

四国電力については、ざっくり分析しましたが、まだ確信がもてないので、引続き詳しく分析してから続きを書きます。

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またまたバフェットの記事

5月9日、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は自身が率いるバークシャー・ハザウェイが近く大型買収を決定できるとの見方を示した。(2007年 ロイター/Seth Wenig)

昨日も、今日も、セミナー受講者の方のブログで、バフェットのニュース記事を教えてもらい、記事を読むことができました。
(コワモテのTさん、M.Uさん有難うございます)

本当にレベルの高いコミュニティだと思います。

「近く大型買収ができる」なんて、バークシャーホルダーとしては嬉しい限りです。

ちなみに同じ記事の中で、通貨に関して、
「現在積極的に買っているのは1通貨のみだ。それがどれかは1年後に分かるだろう」ともコメントしているようです。

僕はバークシャー株を、ある方法により、実質米ドルではない別の通貨で買っていますが、その同じ通貨なんじゃないかな~なんて思っています。

それだと、バークシャーの価値創造と、その通貨の将来性とで、ダブルで資産増大だな。

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2007年5月 9日 (水)

バリュー投資と価値創造投資

バリュー投資と価値創造投資の違いは何でしょうか?

答えは「同じ」です。

では何故わざわざ「価値創造投資」という言葉を使っているかのを説明します。

「バリュー投資」という言葉は、一般的に広く使われているのですが、その本来の意味を理解せずに使っている人が大勢いるからです。

「VALUE」の意味は当然ながら「価値」ですが、以下の意味もあります。
→ (金銭・物品・労力に対する)対価(物), 正当な報い[代償]

実はバリュー投資には、2つの要素があります。

1つめは「価値 > 価格」すなわち、持っている価値より、マーケットでついている価格が割安な状況で、投資を実行する。

2つめは、長期に渡って、その企業の経営者や社員、つまり「人の手」によって、継続的に価値が増大する企業への投資をするという意味です。

より重要なのは2つ目であり、それこそがバリュー投資の本質なのです。

それは、バフェットの次の言葉に表れています。
「私たちの目標は素晴らしい企業を見つけて、それを相応の価格で買うことであり、月並みな企業をバーゲン価格で買おうなどとは思いません。」

しかし、一般的なバリュー投資の解釈は、「お値打ち価格で買う」という理解が主流となっています。

だから「バリュー投資」という言葉を使うと、本来それが持つ意味が伝わらない可能性があるのです。

それ故このブログでは、今後バリュー投資ではなく、「価値創造投資」という言葉を使っていこうと考えています。

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四国電力

親父から、親父が昔買って、長年持ってる保有銘柄のHOLD or 処分について「お前に任せるので、調べてくれ」、と頼まれ、企業価値を評価してみました。

15銘柄中、5銘柄はまあマトモな会社だったのですが、7~8銘柄は「クソ株」であり、上場してることや、株価がついてること自体、不思議なくらいです。

まあ世の中にそんな銘柄はゴマンとありますが・・・・

(しかし、買いっぱなしで、永遠に放置してるので、僕がケツを拭く羽目になったのですが、エエ加減にしてくれよ。まあ昔金銭面でも色々ケツ拭いてくれたから、おあいこか・・・)

残り2~3銘柄は、会社としては悪くはないですが、株価がバブリすぎです。

それで、上記について親父にざっとTELで報告すると、「もう年だし、リスク取って儲ける必要もないので、全部お前の判断で、基本的には売ってくれ」とのこと。

それで、本日朝から殆ど成り行きに近い形で、売り注文の嵐。

2つの電力株を残して、全て売り注文を出したのですが、「大証」とかいうローカル取引所の、全く買い板のない1銘柄を残して、12銘柄の売却完了です。

なぜ電力株2銘柄だけ残したのか。

タイトルからして、それを書くつもりだったのですが、酔いが回ってきたので、続きは明日にします。

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東京製鐵

ハービンジャー・キャピタル・パートナーズとかいう、あまり聞きなれない米投資ファンドが、「5423東京製鐵」の発行済株式の6.29%を、保有していることが「大量保有報告書」により判明しました。

保有目的は、「経営陣との建設的な対話・議論を通じて企業価値向上を支援する」だそうです。

うーん。面白いことになってきた・・・・
(別に思惑によるバブルを期待している訳でなく、これを機に「フェアバリューになってくれれば十分だと思っている」)

という気もするが・・・待てよ。
それがハゲタカで、折角のイイ会社を食い物にすることだけは、止めていただきたい。
まあ、頑固そうなここの経営者のことだから、多分大丈夫だとは思いますが。

同じくハービンジャーが保有している「2592ポッカコーポレーション」は、このところジワジワと、株価を上げている。

さっき書いた「2206グリコ」はこんな感じ。

Photo_2

ファンドの買い増しとともに、ジワジワと値を上げている。

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増配要求拒否

今朝の産経新聞トップに、
「江崎グリコ、米スティールの増配要求を拒否」   という記事。

江崎グリコが、米系ファンド、スティール・パートナーズの増配要求提案に反対する、と発表したという内容です。

反対する理由として、「菓子事業は原材料の高騰など外部環境に左右される。財務体質を強化する必要がある」・・・・らしい。

朝刊の記事では、789億円の内部留保に対して、30億円程度の追加配当を出せということらしいですが(記事の記述が正しいのなら)、溜め込みすぎではないでしょうか。

「少子化により、菓子事業が伸び悩む中、新規事業開拓のためにも資金が必要」
という趣旨の発言も、社長がしているようです。

がしかし、それなら少なくとも、

・その新規事業が具体的に何で
・どのぐらいの資金が必要で
・どのぐらいのリターンを見込んでいて
・それは現在の株主の期待収益率を満足されられるのか

ぐらいは、明確に説明すべきだと思います。

もし「今から考えます」なんてトンチンカンな話なら、経営者の仕事をきちんとしているとは言えず、増配要求を突きつけられても、当然でしょう。

別にスティールの肩を持つつもりは全くないですが、スティールがハゲタカかどうかはこの際別問題として、少なくともグリコの経営者は無能だと言わざるを得ません。

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バフェットの発言

ロイターの記事から引用

 [オマハ(米ネブラスカ州) 6日 ロイター] 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は6日、自分は依然として主要市場の株価指数をアウトパフォームできると考えているが、大半の投資家は低コストのインデックスファンドに投資する方が賢明だとの認識を示した。

 バフェット氏は、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N・BRKb.N)の年次株主総会の翌日に開いた記者会見で「コストが非常に低いインデックスは、アマチュアが運用する資金や専門家が運用する資金の大半に勝るだろう」と語った。

 また、投資家は人気が高まっているヘッジファンドに集中すべきではないとも指摘。「グロスでのパフォーマンスはそれなりだが、手数料が利益のかなりのパーセンテージを食う」とした上で、「運用成績の良いマネジャーに多くの手数料を支払うが、成績のあまり良くない人にも多くの手数料を支払うことになる」と述べた。

だから、「大半の投資家」になることを勧めます。

要するに「最初は」、楽して儲けたい単なる「クレクレ君」なのです。
それでも、インデックス並みのリターンが得られるなら、彼らには十分だと思います。(変にチョロチョロ動くと、それも得られないが)

「最初は」と書いたのは、その後色々と、根気よく投資の本質について説明したり、本を紹介すれば、わかってくれるからです。

やり方は人それぞれなのだけど、時間も、資金も、向上心もある者は、バフェットが言うところの「大半の投資家」にならないよう、精進したいものです。

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2007年5月 8日 (火)

金儲けと行動理念

お金を儲けたいと考える上で、行動理念の大切さを理解できない人も数多くいます。
しかし、少し深く考えれば、そんなものは至極当然のことであり、小学生でも理解できるはずです。

非常に極端な例を言えば、こうです。

例えば、ある儲け話が来たとします。
その話に乗れば、簡単に労せずして大金を手に入れることができるような話です。

しかし何かグレーで、怪しい匂いがする。
こういう場合、あなたならどうするでしょうか?

す。

そのグレーな部分は、深く追求せずに「話に乗る」という人もいるかも知れませんね。

では次に、その仕事を手伝い実行することによって、更に大きな金が、テロ支援国家に流れ、その金で世界平和を脅かす「ミサイル」や「核爆弾」を開発する資金になることがわかった・・・としましょう。

マトモな人で、その儲け話に乗る人はいるでしょうか?

その他にも例えば、その儲けの裏で、善良な人が大金を失い、「一家離散」や、「自殺」などに追い込まれる可能性があるとわかるなら、例え合法であろうとも、そんな話には絶対乗らないのが普通の人の神経だと思います。

しかし、それを実際にやった人物が、最近まで話題になっていた「誰でも知ってる有名人」に何人かいることを、皆さんもご存知だと思います。
彼らは逮捕されて、有罪判決を受けても、そうやって儲けた巨額の金を、没収もされない場合だってあります。

マスコミで持て囃されている「著名経営者」でも、それに近い事をしている人は大勢います。

お金を儲けたいなら、その金はどこから来るのか、どこから生まれるのか・・・
価値の提供や創造によるものなのか、他人から合法・違法に関わらず、「奪う」ものなのか・・・
その裏まで常に考える必要があると思います。

正しい理念に基づいた行動とは、そういうことです。

板倉さんの書いた「真っ当な株式投資」には、そういった話題についても、わかりやすく書かれています。

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2007年5月 6日 (日)

関西オープンセミナー

本日梅田スカイビルにて、半日の「オープンセミナー」を開催しました。

    

↑「真っ当な株式投資」の発売を記念して、行われたもので、事務所としては「東京以外」の場所で行われる「初めての」セミナーとなりましが、約100名近くの志の高い方々にご参加いただき、非常に盛況でした。

参加いただい皆さんからの評価も非常に好評で、現在次の開催予定が決まっていない「合宿セミナー」を受講希望という方も、数多くおられ、その期待をひしひしと感じることになりました。

この日、僕個人的に印象に残った、板倉さんの言葉は、
「経営者が自分の財産のうち、どれだけの割合を、自分が経営する会社の株式に投じているのかを見ることは、その経営者が信用できるかどうかの、重要な指標になる」
という主旨の話でした。

それと関連して「バフェットからの手紙」、に、下記のような記述があります。

-----(以下引用)------
①チャーリー(副会長)と私(会長;バフェット氏)がバークシャーにそれぞれの財産のほとんどを注ぎ込んでいること、
②バークシャーは株主であるみなさんの投資から得る損益が、私たち経営陣が得るものと同様になることを心がけて運営しようとしていること、
③バークシャーの業績がこれまで満足いくものであったこと・・・・
をみなさんがご存知であるからこそ、バークシャーの株主になられていることを私たちはよく理解しているつもりです。
投資に関しては、そのような投資先への「忠誠心」で行うような手法が必ずしも間違っているというつもりはありません。しかし、「分析的」な手法を好む株主もあり、そのような方たちのために、私たちは必要な情報をご提供したいと思います。当社が他の企業に投資をするにあたっては、そのような異なる手法、つまり投資先に惚れ込む方法や分析的な方法が同じ結論をもたらすように心がけています。
-----(引用終了)------

少し回りくどい表現で、わかりにくいかも知れませんが、意訳すると、要するに、
1.経営者への信頼やその態度、人柄、実績に惚れて投資判断を
  する方法
2.財務諸表などの数字を分析して、投資判断をする方法

があるが、そのどちらも正しいし、その人のやり方で行えばいい。バークシャーはその両方の方法で、投資先の判断を行い、同じ結論を得ようと心がけている。

という事だと思います。

ここで1.にあたる方法を学ぶのが、今回のオープンセミナーであったり、上記書籍「真っ当な株式投資」をお読みいただくということだと思います。

それに対して、2.の方法を学ぶのは、そう一朝一夕にはいかないのですが、その方法を学びたい方は、「合宿セミナー」を受講いただくのが、最も効率的(時間面・費用面双方で)な方法だと思います。

今後、東京だけでなく大阪、場合によってはそれ以外の地方でも、合宿セミナーを企画していこうと考えています。
ご興味のある方は、ご期待いただきたいとともに、宜しくお願いいたします。

もし宜しければ、「お知らせメールのご依頼」もご利用ください。

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企業価値評価セミナー1 - 板倉さんとの出会い

現在、パートナーとしてお手伝いさせていただいてる「板倉雄一郎事務所」のメインコンテンツである、「企業価値評価セミナー」について、4回に分けて、その概要と卓越した素晴らしさを、皆様に紹介したいと思います。

元々僕が事務所のパートナーになる前、まだ一受講生たった頃に、当時の板倉さんやパートナーの皆さんに向けて書いた「感謝文」をベースにしています。

まず第1回目は、板倉さんとの出会いからです。

(この記事を含むこの後4つの記事は、以前書いた古い文章をベースとしていますので、当ブログの文章と、語尾の言い回しなど、統一性がない点をご了承ください。)

元々板倉雄一郎さんを知ったのは1996 年頃、まだ14.4K 程度のモデムでインターネットに繋いでいた頃だった。当時いつも見ていたNTT のホームページに、インターネット関連の最新ニュースがリンクされており、当時は「どこどこの会社がホームページを立ち上げました」なんていうのも日々のニュースになっていた。

そんなある日、ハイパーネットのビジネスモテルが紹介されているニュース記事に辿り着き、ものすごい衝撃を受けたのを覚えている。何かそういうビジネスをやりたいと漠然と考えていたので、これは天才的なアイデアだという感じを受けた。

その後ハイパーネットは倒産し、その一部始終を記した「社長失格」が出版される訳だが、本屋で見つけるなり即それを買い、一気に読んだ。読み終わって、やはり自分も同じようなことをやりたい、経験してみたいとさらに強く思うようになり、結果的にそのミニチュア版のようなものをやることになった。

1999 年~2000 年にかけてのIT ベンチャーバブルに乗って、順調に器を整え、上場実務経験者や公認会計士、その事業分野のプロといった頭のいい一流スタッフを揃え、上場事業会社やベンチャーキャピタルから資金を調達し・・・と体裁だけは整ったのだが、フタを開けてみれば事業の方はさっぱり。事業の失敗まで板倉さんに追随するつもりはなかったのだが、結局その会社も活動を停止し、規模を縮小することになった。

その間に起業家の大先輩としての板倉さんのところに、何度か押しかけていって、色々と相談させてもらったりしたのが最初にお会いしたきっかけだった。

事業失敗の後、何もせずに「ぼーっと考える時間」を設けた。株式投資でもしながら、のんびりと暮らしていければいいなぁと漫然と考えながら、日々金融関係、投資関係、マーケット関係の本を読み漁り始めていた。サラリーマンをやってる人より十分な時間があったので、それなりに勉強の成果も出て、アービトラージを中心とした手法で十分な生計+資産増加ができるような状況にはなった。

その状況にある程度満足はしていたが、日々もっといい投資手法はないかと貪欲に勉強はしていたし、自分の知らない新たな手法を求めていた。
(続く)

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企業価値評価セミナー4 - 結局のところ

(続き)
要するに結論として、このセミナーから得られた知識により、大袈裟な言い方をすれば

「この先の人生における経済的自由が見えた」

ということである。

つまり会社や上司、お金や時間に一生縛られることなく、自由に気の向くまま生きていけるという自信がつき、なおかつそれは他人のお金を (合法・違法にかかわらず)奪うものでなく、ささやかでも社会に対する価値提供を行いながらそうした人生を送れるというものである。
(このブログのテーマにもなってますが・・・)


そういう訳で、より多くの「志の高い方」に、このセミナーをお奨めしたいと心から思う。このセミナーの価格と価値について、個人的な考えとしては比較の対象ですらないと思う。

まあ「経済的自由」が見えるぐらいなので、それだけ桁外れに価値の方が勝っていることは明白である。

最後にこのセミナーをお奨めできない人について書きたい。板倉さんのブログに「株式投資の心得DVD 予約開始!」のお知らせがある。 ここで書かれている「このDVD を絶対に観て欲しくない」に該当する人は、同様にセミナーにも参加する意義はないと思われるので、そういった方にはお奨めできない。

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企業価値評価セミナー2 - 受講のきっかけ

(続き)
ちょうどその頃「朝まで生TV」に出ている板倉さんを見かけて、また衝撃を受けることになった。TV でも相変わらず切れのある、頭脳回転数の早い発言をされているなと思ったが、それ以上に衝撃を受けたのは、TV で何度も紹介されていた「ブログ」だった。

「朝生」を見た翌日から、ブログを読み始めたが、その内容の鋭さと深さに驚き、大きな衝撃を受けるとともに、これまた一気に読みつくした。タイミング的にも「これこそ自分が求めていた『本質的投資』の世界だ!」と思った。

きっかけ部分が長くなったが、そういういきさつで2005 年6 月に第6 期のセミナーに参加した。セミナー費用(当時21万円、現在は25万円)に関しては、最初から高いなんて感覚はまるでなく、得られる知識の価値からすると、些細なものだと受講前から思っていたし、現在では更にその思いは強くなるばかりである。

例えばマッキンゼーの「企業価値評価(マッキンゼー・アンド・カンパニー)」を独力で勉強するより、さらにお金と時間をかけて「ビジネススクール」に通うより、最も低コストかつ短時間で、「金融」、「経済」、「株式投資」、「資本主義」の本質を学び、理解することができる貴重な機会だと思う。

恥ずかしいことに、自分はベンチャー立上げを経験した割には、会計・財務系には弱く、最初は理解するのに必死だった。しかしその後再受講を3回ほど受けたことにより、その度に理解の度合いは深まっていった。

この再受講を含むサポートシステムがあるため、特別頭のイイ人でなくても、また会計の知識があまりなくてもきちんと理解できる、非常によく練られた素晴らしいカリキュラムであると思う。自分がこのセミナーを受講した主な効果として、次回から3つ列挙する。
(続く)

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企業価値評価セミナー3 - その凄まじい効果

(続き)
企業価値評価セミナーを受講して、自分が得た「効果」

1.チンプンカンプンだった「バフェットからの手紙」が理解できるようになった。

すなわち世界一の投資家の理念と哲学を理解し、自分でも実践できる可能性が開けた。元々バフェットには興味はあった。しかし「いい会社の株を買ったら利確せず保有し続ける」、「分散投資ではなく、いい会社に集中投資する」といったバフェットのやり方が、不可解かつ駄目っぽく見えていた。

セミナーを受講してその意味するところが理解できた。上記に限らず、「手紙」に書かれているもっと深い、細かい内容も十分理解できるようになった。要するにこれまでは、会社、株式の本来の価値を把握することは不可能だと諦めていたのが、そうではなく把握可能だということが判った。

そしてバフェット流の投資スタイルは、株式市場ではなく、資本主義の原理・原則(人の手による価値創造)に根ざしているものだということが理解できた。

2.世の中のインチキが見抜けるようになった。

株式市場、証券会社、上場会社、経営者、経済学者、T V・新聞。これまでもある程度はこれらの中にインチキが存在するとこは薄々理解していたつもりではあるが、彼らのインチキを具体的かつ理論的に見抜けるようになった。
解っていてインチキをする人は論外だが、無知が原因で結果的にインチキをしてしまっている人が、この世には数多く存在することに驚いた。

世の中はうんざりするぐらいインチキで成り立っておりその事実に愕然とするが、逆にインチキを見破り、本質を理解できる人間にとっては、インチキを避けて富を築くことはそう難しくないことだと思える。

3.素晴らしいコミュニティに参加できる。

事務所のスタッフは板倉さんはじめ、多くの方が「本物」である。
(注釈:この文章を書いた当時、自分はスタッフではなかったので、自分の事を書いてる訳ではないです)
皆さんそれぞれ非常に深く考え、非常に深く学び、非常に深く実践経験を積んでおられる。

自分はこれまでの仕事において、一般的に「エリート」と呼ばれる人たちと数多く仕事をしてきた。しかしその中でも本物と言える人にはあまり出会ったことがない。学歴や肩書きがあっても、あまり優秀でない人も結構いる。しかし、ここのメンバーは本当にレベルが高く、いわゆる「切れる」人が多い。

トップが本物だからこそ、同様のメンバーが集まってくるのだろう。単にセミナーに参加しただけの一凡人である自分が、そういう人たちと気軽に話や相談ができ、気軽に飲んで大騒ぎができるのはすごく貴重なことだと思うし、刺激にもなる。

さらにそのセミナーを受講しに集まってくる人たちも、多くは志が高く、魅力的な人たちばかりだ。そういう人たちと出会い、交流できるのも、セミナーに参加する上での大きな価値となっている。
(続く)

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2007年5月 5日 (土)

真面目よりもいい加減

自由や豊かさを得るための、次のポイントは、

○真面目よりもいい加減

です。

まあこれは、文言そのものを鵜呑みにしないで下さい(笑)
「親や、先生や、マスコミや他人の言うことに対して」という、前提条件が付きます。

我々は、子供の頃から、親や先生から教育を受け、TVや新聞や雑誌などの「マスコミ」から流れる、大量の情報の影響を受けています。

でもそれらの「教育」や「情報」は全て正しいのでしょうか?
もし「自分の親が究極の目標」、「あの先生のようになりたい」と思うなら、その人の教えに全て従うのも、悪くはないでしょう。

しかしそうでなければ、よく考えてみる必要があります。
「学校の教育」は、生徒一人一人が幸せになるために、作られた内容なのでしょうか。

違いますよね。
お金や経済の教育は皆無であり、「豊かになれる方法」は教えてくれませんよね。

そもそも、学校の教育は「バカな役人」が作ってるかもしれないし、ひょっとしたら「外国のスパイ」が役所に潜り込んで、作ってるかもしれないと、疑ってかかる必要があります。

マスコミはどうでしょう。
マスコミの報道は、全て「中立」で「真実」なのでしょうか。

僕には全くそうは思えません。

よく自宅に招いた友人から、「なんでリビングに大画面TV置かないの?」と聞かれます。

それは「TVが大嫌い」だからです。
(DVD用に単なる大画面モニターなら置いてもいいと思ってます(笑)が、チューナーはデジタルもアナログも、地上波もBSもCSも「一切!」要りません)

元々昔から「お笑い」や「バラエティ」などの、ガチャガチャうるさいばかりで、何の知性も感じられず、ヤラセ丸出しのバカ番組が嫌いでした。

しかし、最近最も気分が悪いのが「ニュース番組」です。

おっと、話がそれて、ヒートアップしてしまいそうなので、マスコミの話は別の機会に書こうと思います。

要は、「マスコミなんて全部嘘っぱち」ぐらいに思ってて、丁度いいんです。

つまりタイトルの意味は、他人から受けた「教育」、「情報」を鵜呑みにして、クソ真面目に、盲目的にそれに従うのではなく、絶えずそれを疑ってかかり、「自分の頭」で考え、真偽や本質を判断する必要があるということです。

自分の昔の同級生などを見ると、「真面目で優等生」だった人が、勤め先の重労働などで苦労しており、当時は先生の言うことを聞かず、「悪ガキ」だったり、「一見チャランポランな人」(自分も含めて)が、比較的上手く行ってるような傾向があります。

皆さんの周囲ではどうでしょうか。

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エリートサラリーマンよりプータロー

「自由を手に入れたい皆さんへ」で、

○エリートサラリーマンよりプータロー

の方が有利だと書きました。
(もちろん、「全てのケースにおいて」、「例外なく」なんてことはありません)

仮に同程度の能力と、向上心を持ち合わせたエリートサラリーマンとプータローがいたとします。
両者を比較して、プータローの方が圧倒的に有利なリソースがあります。

それは「時間」です。
説明するまでもありませんが、エリートサラリーマンは、一般的には、朝も、昼も、夜も、土日も忙しくて、時間に追われていますよね。
僕の知り合いの方たちも、みんなそうです。

そういう方たちが、自由や豊かさを得るためには、なんとか「時間」を確保して、お金や経済について「学習」したり「考える」必要があるのです。

それに対して、プータローは「時間」をふんだんに持っていますよね。
だから、その点で比較すると、圧倒的に有利な状況にあるのです。

家庭や、ある程度の地位や責任や、住宅ローンを抱えた人が、自由や豊かさを手に入れるには、非常に不利な状況なのです。

だから、若くて、しがらみのないプータローまがいの人から、「成功者」といわれる人が結構出てきてますよね(「○億円儲けた」とか自慢する変なのも一杯いますが)。

だからといって、無条件に勤めを辞めて、プータローになれと言っているわけではありませんよ。
我々のセミナー仲間にも、立派にビジネスマンをしながらも、時間を確保し、日々勉強に勤しんでおられる方は、大勢いますから。

要するに、自由や豊かさを得るために、「学習」や「思考」の時間を確保することは、最初に大切なリソースであるという点を述べたいのです。

もし、ほんの僅かの報酬のために、自分の貴重な時間を切り売りしているのであれば、それは、一考の余地があるのではないかと思うのです。


この話については、ここ(ITAKURASTYLE「ワーキングプア」)にも解り易く書かれています。

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持ち家所有より借家暮らし

さて、自由や豊かさを得るための、3つめのポイント、

○持ち家所有より借家暮らし

です。

まあこれは簡単ですよね(笑)
巷の色々な情報源で、散々紹介されてますし。

まずケース1.
説明するまでもないとは思いますが、ローンを抱えて、持ち家を買った場合、

・金利負担により、投資原資となる筈のお金が費消される
 (もちろんこれは、賃貸住宅を借りた場合の、「家賃」との比較には
   なりますが)
・不動産価格下落リスク、レバレッジによる債務超過リスク
 (処分してもローン解約ができなくなる)
・インフレによる金利上昇リスク(変動金利の場合)
・その他、地震、火事などの災害、近隣とのトラブル、土壌汚染など
  の公害リスク
・サラリーマンとして将来の限界が見えたとしても、転職、退職に
 踏み切れないリスク

など、挙げれば沢山のデメリットが出てきます。


では、ケース2.キャッシュで買っていればいいのでしょうか。
キャッシュで買っても、上記デメリットのうち幾つかは、排除できません。

が、そもそも、それだけのキャッシュがあるなら、それを「投資」に回せる筈です。
そうした場合、きちんとした知識を持ち合わせていれば、豊かになるための「強力なエンジン」になるのは、間違いありません。


では、ケース3.以下の場合はどうでしょう。
・家(仮に3000万としましょう)を買えるキャッシュはある
・運用の知識もあり、相当なパフォーマンス(仮に年率20%と
 しましょう)を出せる自信がある
・35年固定の低金利(仮に年率3.0%としましょう)で、3000万の借り
 入れが可能

この場合一見、3000万を3.0%で借りて、それで家を買い、手持ちのキャッシュ3000万を20%で運用すれば、いいではないか、という風にも思えますよね。

この場合は、同程度の賃貸住宅を借りるのにかかるコストと、ローンの支払いを比較して、どちらが安いかというのが、ポイントとなります。
実は少し前、自分が欲しいと思う、色々な物件について、この手のシミュレーションを散々やりました。

そこでの結論は、昨今の「低金利下」においても、固定資産税や修繕費などを考慮に入れると、賃貸住宅の方が安くつく、というものでした。

僕は今賃貸住宅に住んでいるので、近隣の同程度の部屋の相場について、常に注意を払っており、「フォレント」などのメルマガを取って、いつも「新着情報」をチェックしています。

特にサラリーマンの転勤などにより、賃貸に出てくる「一戸建て」などは、「こんな家賃で!?」と驚くほど、安い場合も多々あります。多分、みんな家を持ちたがるので、そういう物件は現状では「供給過多」なんだと思います。

そして、買った人の持ち家に関して、頭金をいくらか入れた上で、月々○○万円のローンが、あと○○年残っている、という話もよく聞きます。

それらを比較すると、「所有するコストは、そんなに高いのか」と、いつも思い知らされるのです。

さらに、ケース3.の場合でも、ケース1.で書いた幾つかのデメリットは、回避できないのです。

例えばもっと身近な具体例を挙げると、
・子供の独立などで、広い家が必要なくなった
・転勤や転職などで、その家に住めなくなった
・リストラに遭い、本業の収入が途絶えた
・運用の目論見が外れ、収入が細った

といった場合でも、毎月の支払いは35年間、間違いなく発生するのです。


賃貸の場合だと、家族構成、職場の場所、収入など、35年もの間に、刻々と変化する状況に合わせて、住み替えることが可能なのです。

要するに、「持ち家を買う」ということは、その後の変化に対応する「選択肢(オプション)」、つまり、「自由」を一つ失うことにもなるのです!

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2007年5月 1日 (火)

自由を手に入れたい皆さんへ

皆さんは普段「自分は自由」だと感じますか?
僕は少なくとも自分では「自由」だと感じています。

「嫌な上司、嫌な仕事」
「通勤電車、時間拘束」
「生活費の心配」

そういった事とは無縁です。

よく友人や知り合いから「どうすればお前のように自由になれるんだ?」と質問されます。

自由を得るために重要なのは、お金や経済に関して、

「正しい知識を習得すること」

「自分の頭で深く考えること」

だと思います。
しかしそのためには「暇」、つまり「十分な時間」が必要になります。


それに、実は自由と豊かさを得るためには、

○エリートサラリーマンよりプータロー

○真面目よりもいい加減

○持ち家所有より借家暮らし


の方が有利なのです。
意識的に逆説的な書き方をしていますが、決してウソではなく、これらはそれぞれ「ある条件のもと」では正しいのです。

このブログでは、投資を通じて、いかに「自由と余裕」を手に入れるかの、エッセンスを書き記したいと思います。

反面それだけではなく、「自由と余裕」の対価として、「社会への価値提供」を怠ってはいけません。

そのためには、「理念の重要性」に対する理解も必須です!

「IPOでガッポリ儲ける方法」とか
「デイトレ株でどかんと大儲け」とか
「スーパーアフィリエイター驚異の錬金術師養成講座」とか・・・
そういうのは、全くダメです(↑全て実在します、笑)。

「理念の重要性」を理解いただける人にのみ、このブログを読んでいただき、その内容を実践することにより、「豊かな未来」を手に入れていただきたいと思います。

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