前回、本当に価値のある情報を得るためには、人と接して情報交換する事が重要と書きました。
今回は、ネット上だけでもかなり重要な情報が得られるケース、方法についてです。
これは一言でいえば、まず得られた情報から重要なキーワードなどを拾い、それを辿って次の情報を得て・・・といった作業になります。
また、この際に「有料情報」とその周辺にある情報の活用も、有効に機能するケースがあります。
いずれにしても手間がかかり、根気のいる作業ではあります。
少し話しがそれますが、最近ある分野の商品群を、Eコマースによって販売するプランを考えています。
そのフロントとなるプロセス、つまりSEO、集客、マーケティング、受注を含むシステムなどに関しては、これまで散々調査、研究してきたため、あとは実際にやってみて試行錯誤に入るという段階です。
対して、バックオフィスのプロセス。つまり商品の調達や在庫、納品、請求、回収などの実際のフルフィルメントの部分に関しては、どのような形で準備するかを考える必要があります。
一つの選択肢として、そのプロセスが整っているところ(たとえばECは得意でないリアル店舗をもつ企業や卸会社)と、アライアンスを組んで、フロントシステムの部分にのみ集中するという方法がありますね。
これはこれで、合理的な方法なのですが、上に書いたプロセスの中で、特に「商品の調達」というのは、重要な要素だと思います。
それ以外の比較的付加価値の低いプロセスに関しては、その分野が得意な外注先にアウトソースすればいいと思うのですが、商品の調達において、低コストかつ安定的に調達ができれば、顧客に対してより高い価値を提供でき、すなわちそれは自社の利益を増やす要因になると考えられます。
で、話を元に戻すと、その商品群の「調達」に関して、非常に興味が湧いてきたため、ここのところ調べまくっていました。
もちろん、その業界にいる人何人かと会い、色々な話を聞いたりもしていますが、今回、ネット上の情報を辿ることで、かなりのノウハウが得られそうな感触です。
その役に立ったのは、実は「情報商材」と呼ばれているものです。情報商材とは、FXや株式投資、アフィリエイトなどで儲ける方法から、ダイエット方法、口説きの方法まで、様々な分野のノウハウを有料レポートで提供するという商品です。
最近では莫大な数の情報商材が売られているようですが、殆どが価値に見合わないボッタクリ価格で売られていると考えています。
時間の価値を考えると、それらにお金を支払って情報を得るという選択肢もありますが、大抵はネット上や書籍の中の書かれている情報でしょうし、ボッタクリ商売に手を貸したくはありませんから、いくら欲しい情報が書かれていそうでも、簡単にそれにお金を投じる事はしたくありません。
そこで、まず関連するいくつかの情報商材の「販売ページ」(あのクソ長くて、煽りの限りを尽くしたセールスページと呼ばれている不愉快なページ(笑)の事です)を、丹念に読みます。
この時、不愉快な煽り文句はすっ飛ばして、本編の核心に繋がりそうなヒントとなるワードが必ず入っているため、それを拾い出す努力をします。
さらに、その情報と関連しそうな「無料レポート」(お試し版)なども、ダウンロードして、同様の読み方をします。
※無料レポートを得るためには、強制的に3つぐらいのメルマガに登録させられますが、これはgmailなどで、専用のアドレスを用意しておいて、メールソフトには読み込ませなければ問題ありません。
※また、無料レポートはその商材自体についていなくても、あまり関係ない別の商材の発行者が、得たい情報に関係ありそうな無料レポートを配っている場合もよくあるので、注意が必要です。
そのようにして読んでいくと、大体の輪郭なり、必要なキーワードが必ず浮かび上がってきます。
あとはそのキーワードで、検索をかけていくと、欲しかった情報が簡単に得られるケースがあるのです。
その後に、有料情報の販売ページを再度読み返すと、中に何が書いてあるかがより明確に判断できるようになります。
その上で、時間短縮も含めて、価格に見合う情報かどうかを判断して、金を払って買うかどうかを決定すればいい訳です。
僕は今回、そんな形で情報を買わずしてある程度中身のノウハウを得る事が出来たと思うのですが、細かい部分の具体的調査にかかる手間を考慮して、一応その情報は買おうと思います。
まあ、それを活用してビジネスに応用出来れば、値段はタダみたいなものですし。
現在はそのように、目先のキヤッシュフローを追わず、将来のキヤッシュフローをいかに大きくするかに注力している状況です。
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